「音楽による瞬間の可視化」− 君島大空の描く情景。
2019年に発表された「午後の反射光」や、フジテレビの音楽番組「Love music」のオープニング曲として採用された「火傷に雨」。シンガーソングライターとしての君島大空が世に認知されるキッカケとなった作品だ。
君島大空の作品に触れると、ある情景が浮かんでくる。どこかで見たことがあるような場所、いつか感じたことがあったような想い、これらが楽曲を通してにじみ出てくる。
君島大空が描いたものから見える情景を紐解く。
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夏を感じさせる曲が見せる表情【夏曲考察特集。】
一年の1大イベントとも言える、夏。音楽の曲にも、夏をテーマにした作品が多く存在する。
しかし、テーマは同じでも、曲中での夏の取り上げ方は作品ごとで変わる。それは、夏という季節に様々な表情があるからだろう。
今回は、「夏を感じさせる曲が見せる表情」について、考察してみようと思う。
- ”夏がゆえの不自由さ”スーパーカー「cream soda」
- ”気づいたら俺はなんとなく夏だった”NUMBER GIRL「透明少女」
- ”夏の夜風に薫る風景”GLIM SPANKY「夜風の街」
- ”抽象的な詞、浮遊感のあるサウンドから見える夏” Spangle Call Lilli Line「nano」
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